保育士の試験内容と傾向を知ろう

保育士の試験内容と傾向を知ろう 保育士試験は筆記試験と実技試験の2種類で構成されており、筆記は8科目9教科、実技は3分野の中から2分野を選択する内容で、出題範囲が極めて広い試験内容です。
筆記試験の科目については保育の基本に関する2科目(保育原理と保育実習理論)、子どもの成長と発達に関する3科目(保育の心理学と子どもの保健、および子どもの食と栄養)、福祉や政策についての2科目(児童家庭福祉と社会福祉)、そして教育原理と社会的養護に分類できます。
各科目とも20問が出題され(教育原理と社会的養護はそれぞれ10問)、全ての科目で6割以上正解しなければなりません。
そのため、苦手科目をなくしてまんべんなく得点することが合格の秘訣です。
一方、実技試験は音楽・造形・言葉の3分野の中から2分野を選択します。
実技試験は比較的簡単な内容ですが、人前で実践することになるため、練習が不可欠となります。
保育士試験は難関試験であることは間違いありませんが、近年の合格率は20%前後となっており、過去に比べると合格しやすくなっています。
平成22年度以前には合格率10%程度の年度も多々あったため、易化傾向が見られます。
しかし、筆記試験で8科目9教科全て合格しなければならないことが大きなハードルになっていることも事実です。
1年ですべての科目の合格を目指すのではなく、2年~3年計画で合格を狙う受験生が多い理由は、こうした試験の特徴にあります。

通信大学なら通学が難しくても保育士を目指せる

通信大学なら通学が難しくても保育士を目指せる 保育士を目指す人の中には、今の仕事を続けながら勉強したい人や、近くに適した学校がなく通学が難しい人など、多種多様な事情があります。
そうした場合におすすめなのが通信大学です。
これを卒業すると保育士資格が得られます。
高校卒業の資格があれば誰でも受験することが可能です。
多くの場合は書類選考のみで入学試験はありませんし、入試がある場合でも面接や小論文程度が多い傾向です。
通信大学で学習するメリットは学費の安さです。
通学の場合は年間およそ100万円程度の学費がかかりますが、通信であれば年間30万〜50万程度に抑えることが可能です。
ただ、スクーリングを除けばほぼ自学自習のスタイルであるため、通学と違ってモチベーションを維持するのが課題と言えます。
そのため、近年では卒業率を高めるための工夫したカリキュラムを実施している大学が増えています。
スクーリングを減らしてパソコンやタブレットを使ってインターネットを介しどこでも学習を進められるeラーニングなどを積極的に導入して、卒業率を高めています。